地域の企業・医療機関などで開催する販売会やイベント出店などを通じて
障がい者就労支援施設で作られた焼菓子を販売し、
その販売実績に応じて地域のフードパントリーへ寄付をおこなっています。
「ワンコインでおつりのくる、一番手前のSDGs。」として、
誰もが気軽に参加できる活動を目指しています。
このプロジェクトは障がい者が支援を受けるだけではなく、
自身がつくる焼菓子を寄付することで支援する側に回る機会も生み出しました。
販売会やイベント出店での購入される方々が支援の担い手となり、
そこから地域に根ざした活動へと広がっています。
障がい者が働くことで地域の役に立ち、販売会を通じて地域が彼らを支える。
支援は一方通行の行為ではなく、互いに支え合うつながりへと変化しています。
このプロジェクトは誰ひとり取り残さない社会をつくる、
ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)の実践の場となっています。
世帯平均年収が1300万円を超える東京都港区でも生活困窮世帯は存在します。
増上寺でおこなわれるフードパントリーには160世帯ほどが集まりますが、
見た目では分からない「見えない貧困」が存在します。
かつて経験した貧困が、半世紀近く経っても変わらない現実があります。
また就労施設で知的障がい者は最低賃金の4分の1にもならない
時給に換算すると200円台で働いています。
施設の職員は福祉のプロであって、ビジネスのプロではない。
そのことで不当に扱われていることはないだろうか。
1円で請け負う作業は適正なのだろうか。
1円の作業賃、200円の時給、そして半世紀かわらない貧困――。
これらの課題にどう関われば効果的に、
かつ多くの人が参加しやすい仕組みを作れるのか。
『得意』を持ち寄って、ともに考え、動くことで何かが生まれるのではないか。
そこからこのプロジェクトは生まれました。
障がい者の賃金を向上させながら、生活困窮世帯への支援をつなげるこの取り組みが、
少しでも社会に変化をもたらす一助となればとわたしたちは願っています。
焼菓子の購入が障がい者と生活困窮世帯を
支援する、新しい社会貢献の形
誰ひとり取り残さない社会をつくる、
小さな一歩
工賃向上額・寄付個数を定量的に評価することで、
誰もが成果を判断可能に
1piece for 2PEACE. 事務局(シクミオ株式会社内)
info@shikumio.co.jp